「紅豆生南国 春来発幾枝 願君多采擷 此物最相思(「紅豆南国に生ず 春来たって幾枝を発く 願わくは君多く采擷せよ 此の物最も相思わしむ」)」という唐朝の最盛期の詩人王維が書いた詩作「相思」は、「紅豆は南方の暖かい地方に生えている。春になると多くの枝を芽吹かせる。あなた、どうかこの花を多くつみ取って下さい。この紅豆は、物思う花だから。」と意味し、紅豆の美しいイメージを千年以上にも渡って伝えてきました。
伝説によると、1500年前に、昭明太子が恋慕の情を抱きながら、顧山に永遠の伝説になる紅豆の木を植え、そして、今日の江陰における三つの幻のひとつとなったわけです。この珍しい古木は真っすぐ高く育ち、その幹が数十メートル以外まで伸びており、まるで巨大な傘のようで、千年ものさまざまな試練に耐えながら、なお、生き生きと生い茂っています。
古くから、紅豆は、恋人から受け取った愛の印とされており、また、「幸せをもたらし、災いを防ぐ」お守りとも認識されてきました。
人々は、幸せを願いつつ、燃える炎のように真っ赤で、つるつるとした可愛らしい紅豆を指輪や腕輪またはネックレスなどの貴重な装身具に付けて肌身離さず持ち歩くようにしてきました。
織女と牽牛の伝説に由来したこの七夕の節句に、相思わしむ紅豆はいかがですか?








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